オシャレなカフェごはんの写真でよくみる小さめの鉄製フライパン。
「スキレット」をアナタは持っていますか?
人気のワケはその見た目と、見た目以上の万能さ
1年以上前から話題になって、まだまだ人気の「スキレット」。
アウトドアで何か焼くときに使うものという認識が多い中、カンタンに美味しく♡オシャレなパンケーキを焼いたりしてフォトジェニックな使い方ができることが世の女性たちの心をつかんだんですね。
画像投稿SNS「Instagram」で#スキレット のタグ付けされている画像は10万件を超えるほど。英語タグを含めればそれ以上にもなるのがこのオシャレフライパンです。
やっとこ、ニトスキ買ってきた!
料理の幅広がるかしら?(´∀`*)ウフフ♡ pic.twitter.com/njJCYA4Wgl— ゆみっぺ@姐さん (@yumi_pe29) September 17, 2016
火付け役は、生活家具・用品店のニトリで売られはじめたスキレット。500~800円のロープライスで買えるのにめっちゃ使える!コスパいい!とInstagramに投稿がたくさんされて、いいねが飛び交うように。一時は売り切れが続いて、予約も数ヶ月待ち…なんてこともありました。今は落ち着いて店舗でも買えるのでご安心を。
ニトリのスキレットもとい#ニトスキ のタグは、#スキレット タグ数半分の5万件を占めていて、同じくして海外アウトドアメーカーの老舗であるロッジなどが売り出すスキレットも再び人気になっていくことに。
実は10年前以上にも100均(ダイソー)でスキレットが売り出されていたほど人気の時期があり、いまもまたイモノシリーズとしてダイソーでは売られています。スキレットブームは繰り返されて、生活に定着してきたようですね。
ちなみにニトリのスキレットはネット通販限定で蓋付きのものも売り出されているので、気になる人はチェックを。
「焼く」「炒める」「煮込む」「蒸す」「揚げる」のに使える
Cafe Anmarは今週も元気に営業中です。
季節のスペシャルランチにカスレ(豚肉と白いんげん豆の煮込みのオーブン焼き)のランチセットが登場いたしました!アツアツのスキレットでいただく冬限定メニューです。 pic.twitter.com/xitGt2lKHq
— Cafe Anmar (@CafeAnmar) January 25, 2017
フライパンの形をしているから焼くだけだろうと思う人がいるかもしれませんが、スキレットはこんなに小さくてオシャレなのに料理の幅を拡げてくれるすぐれもの!
お肉やお魚を焼くことはもちろん、オリーブオイルでひたひたにして香り高くアヒージョを作れたり、イモノのフタを用意しておけば圧力鍋代わりに使えて蒸すこともできるのです。
あわせ技で、食材を煮込んだ後にそのままオーブンに入れて焼き色をつけるなんてことも!
オーブン使用もOK!だからグラタンやパイを焼くことにも使えるし、IH対応のものもでてきているので使う人のライフスタイルを選ばないのがポイント。
火の通りにムラが出ない
Kutikomi : キャンプで焚き火料理!100均のスキレットで焼くだけでしたが、美味しかったですよ。 https://t.co/v7FzhBwgFO pic.twitter.com/X5v7lSP6BN
— まぁかつ (@MAAKATU) April 12, 2016
イモノの調理器具は熱に触れる部分が厚く鉄で出来ているので、じわじわと熱を蓄えて食べ物を焼きムラなく仕上げてくれます。
同じ価格帯のフライパンではこのでき加減には到底かないません!なぜかというと、安い分薄~く仕上げられているので熱を保つ力が少なくて予熱しても食材を入れるとすぐに温度が下がってしまったり、均等に熱を通してくれないからどうしてもどこか思っていたようなでき具合にはならないのです。
それでも美味しく食べられることには食べられるんですが、お肉やお魚なんかは特にカラッとパリッと焼きあがって、中はジューシーなものがいい…そんな願いをおうちでも叶えてくれるのがスキレットです。
盛り付けの手間が少なくなる
一般的な調理器具は焼いたり煮込んだりしたあとは、お皿に盛り付けて…ということになりますがスキレットなら不要。
食卓に鍋敷きや大きめのコースターを敷いて、その上に料理の入ったスキレットをそのままドン!でOKです。
ずぼら的な使い方になるのかもしれませんが、こういう使い方ができると多めの量が必要になるパーティー料理・家族で取り分けする料理を置くのにとても便利なんですよね!
ひとりでもそのまま料理をつついて食べればOKなので、洗い物を軽減できてちょっとした時短にも◎。
なんといってもおしゃれに楽しめる
スキレットが機能的なのは十分わかったと思うので、今度はそのビジュアルに注目してみましょう。
餃子を置いて焼いただけ。それなのに、おしゃれです。
この見た目、お客さんをおもてなしするのに最適なビジュアルだと思うんです。おもてなし料理にはできるだけ手抜きは禁物ですが、ちょっとカンタン料理を手間のかかった美味しい料理に見せられますよ…(笑)
〆にその料理をパシャリと撮ってもらってSNSで喜びを共有してもらえれば◎!みんなで手持ちのスキレットを持ち寄って、スキレットパーティーなるものを開いても絶対に楽しいです…!
機能的だからおうちでも本格的な料理がたくさんできて、その食べ物たちをおしゃれに楽しめてしまう☆魔法のようなグッズですね!
使う前にはシーズニングを!
スキレット買ってみてシーズニングにチャレンジしました〜!!
お肉焼く時これ使って雰囲気出せたら( ・∀・) イイネ!大変だった… pic.twitter.com/bMpGal3Znh— Naoto (@Naoto_Lime) January 27, 2017
買ってそのまま調理に使うのはNG!美味しい料理が美味しくなくなってしまうことも…
新しいイモノの器具にはシーズニングという作業が必要です。シーズニングとは錆止め用に塗られているワックスを取り除いて、食用油をなじませてあげること。
家で新しいスキレットを取り出したら、まずこの作業をしてあげましょう。
シーズニングの方法
スキレットやコンロ、タワシの他にも鉄が熱くなっても持てるグローブ(ミトン)を用意しましょう。持ち手部分を熱からカバーしてくれるスキレットカバーなるものも最近は売られているので、それでもOK!
- 中性洗剤をつけたタワシでしっかり洗う
- 水でよくすすいだら、火にかけて加熱する
- 水気が飛んで熱くなくなったら、オリーブオイルをキッチンペーパーなどを使って塗り込む(もったいないと感じる人はサラダ油でもOK)
これでワックスのにおいもとれて問題なく使えるはず。保存は新聞紙にくるんであげてしまうのが◎!
ただ、カンタンなやり方なので徹底して焦げのできないシーズニングしたい人は②③の手順を3回以上続けて、そのあとに野菜くずを入れて炒めて。最後にまたしっかりと冷ましてから水を張って沸騰させたら、洗剤なしのタワシで念入りにこすり洗いしてすすいであげてください。
LODGE スキレット&カバーのご紹介✨
普段のお料理も、LOGEを使えば一段と美味しく、見た目もオシャレに✨
LOGEの魅力はここでは伝えきれません( ノД`)!!
ぜひブログをチェックしてみて下さい☆
https://t.co/RNmoDOrq4M pic.twitter.com/KdrL8dT7nr— VIDA表参道 (@vida_omotesando) November 22, 2016
ただし、上でも少しとりあげたロッジのものはシーズニング不要でそのまま使い始めることができるので面倒だな~IHしかないなあ~という人はこちらをチェック!
また、調理に使ったあとも同じようにお手入れをしてあげることで、長く使うことができますよ。
ただ、大事なことが1つ2つ。
調理の後は洗剤を使って洗わないことと、熱くなったスキレットには絶対に水をふれさせないことです!特に水をふれさせることはヒビ割れる原因になるので、洗うのは熱いお湯を使うか冷めてからにすること。
せっかくの愛着の沸いたスキレットが、パキンと割れてなんとも悲しい結末にならないように気をつけて…!
とっても便利でオシャレな可愛い♡スキレット。
後々、またスキレットを使ったレシピを紹介するのでそちらもお楽しみに。
まだ持っていないや…!という人はこれを機会に、ぜひひとつ手に入れてみてはいかが?