日常で耳にするようになった”ブルーライト”
スマートフォンやパソコンから出ていて、
健康に良くない、目に悪いなどなど近年問題になっている”ブルーライト”。
ブルーライトにより疲れ目や肩こりを引き起こすことは一般的に知られていますが、
実は美容の大敵でもあったことをご存じでしょうか?
じわじわもたらす、お肌への悪影響
以前、美容の大敵である紫外線(UVA)による老化=光老化についてお話したと思います。
比べてブルーライトは紫外線よりは弱い、赤外線との間にあるもの。
赤外線と紫外線の間の光だから、別に大丈夫だろうとあなどってはいけません!
ブルーライトも、実は似たように体の中に入ってきて、美をおびやかす可能性があるんですよ。
ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。
ほかの紫外線より弱い可視光線の中では、一番内部から身体に強いダメージを与えてしまいます。
ということは肌細胞にも届き、お肌の光老化も促進させるということ…!
それにブルーライトの代表的な悪影響である、疲れ目や肩こりは筋肉がこり固まり血行不良を起こすこと。睡眠を妨げるよくない効果と重なって、目の下のクマの原因にもなるのです。
クマを下地やコンシーラーで隠そうとしてもなかなか隠せなかったり…
肌の老化でシワやくすみが増えるのは、美に敏感な女性にとってはとても困ります。
生活・行動に、メイクも見直して対策を!
目の疲れを取ってクマ防止
PCメガネを手に入れる
CMでも話題になったブルーライトプロテクトレンズのメガネを、長時間デジタル作業するときは使ってみて。
ブルーライトをレンズで反射させるもの、レンズそのものに吸収させるものなど種類がたくさんあり、
作業ディスプレイの色が変わると困るデザイナーさんなどクリエイティブ職の人は反射させるタイプのものを選んであげると、色が変わらずに見えるのでおすすめです。
メガネ専門店で自分好みのフレームにレンズを入れて作ってもらえば、おしゃれメガネにこだわることも◎
目が悪くない人もこれを機会に手に入れてみてはいかがでしょうか?
疲れ目軽減効果のある目薬をさす
目薬は目が悪い人だけがさすものだと思っていませんか?
パソコン作業のしすぎで目が疲れていると感じる人は、疲れ目を軽減させる成分のある目薬を1日5~6回を目安にさしてあげてください。
目のピント調節をする毛様体筋のコリをほぐしてくれ、血行不良=目のクマの原因を防ぐことができますよ。
こちらのソフトサンティア ひとみストレッチは、防腐剤フリーでコンタクトレンズをつけたデリケートな瞳にも使うことができる逸品。
PCに特化した目薬も登場していてブルーライトダメージにはとても効きますが、血管を収縮させる成分が入っていたりします。
充血を治してキレイな白目になれる成分ですが、酸素を交換しづらくなるというデメリットもあり、コンタクトを使っている人やドライアイの人にはおすすめできませんので気をつけて選んでくださいね!
蒸しタオルやホットアイマスクでケア
目の上にのせてあったかくケアすることで血行促進に。疲れも取れて、かなり目がかる~く楽になります。
就寝前のタイミングにやってあげるとリラックスできて、安眠効果も得られるので◎
健康ですきとおった、アイメイクの映える目元を目指しましょう!
ベースメイクをブルーライト対応のものに変える
最近はパソコン作業が1日のうちの仕事をほぼ占めたり、出勤・帰宅中にスマートフォンを触ることが当たり前の現代女性へ。
これらの画面の正面になるのは、どうしてもお顔になると思います。
なので、ブルーライトをカットするベースメイクを揃えておくことをおすすめします!
ランコム UV エクスペール XL CCC
紫外線はもちろん、ブルーライトからもお肌を守ってくれるメイクアップカバーベース。
コンシーラー効果や色の展開もあるので、肌メイクはこれだけにすることもできますよ。
フローフシ イオン デ クッション
『モテマスカラ』のフローフシより、コンシーラーでもハイライターでも叶わなかったキレイを1本で実現する「エリアファンディ」と、美容成分配合の持ち運び可能なクッションタイプのリキッドファンデーション「イオン デ クッション」が新登場✧ pic.twitter.com/DnUJ12e8fR
— 船橋ロフト (@LOFT_FUNABASHI) April 11, 2016
お肌にツヤを出しながらあらゆる光のダメージを防ぐクッションファンデーション。
他にも花粉やPM2.5、タバコの煙など肌の外的ストレスの要因になるものも防いでくれるテクノロジーを採用!
最先端なメイクを取り入れて、キレイなお肌を守ってあげましょう。
寝る前のスマホ操作時間を見直す
暇になると、ついつい触ってしまいがちのスマートフォン。
お仕事以外でも趣味やコミュニケーションに必須のツールになってますものね。
でも、寝る前はクマの原因になる寝不足を引き起こしかねないし、肌にも知らないうちに徐々にダメージを貯めていくことになるので、30分以内におさえておくなど時間を決めてスマホを触るように心がけましょう!
必要最低限の連絡や、明日のスケジュール確認ぐらいにおさえておけばカンタンに続けられると思いますよ。
これに慣れてきたら日頃の移動中のスマホ操作時間も、音楽を聴いたり本を読む時間などに少しでも置き換えてあげるとよりグッドですね◎!
現代はどこもかしこもブルーライトだらけ。
屋内は紫外線の脅威が減る反面、まるで紫外線の分を補うようにブルーライトを放つスマートフォン・パソコン・LED照明がある時代です。
これらは生活必需品になり、進化して便利になっているとはいえ、きっと電子機器のなかった昔の人たちに比べると肌の老化はかなり早くなるはず。
きちんと、なるべく早めから意識して美の対策を行なっておきましょう!