新しいものごとに敏感な女子は、トレンドがどんなものなのか気になる人も多いですよね。今回はそんなトレンドの予想テーマを元に、つま先のファッション=ネイルデザイン(アート)を紹介しようと思います。
2017年SSのテーマは”深海”
出典:José Miguel Serrano/http://free-photos.gatag.net
ミラノ・ウニカが提案するトレンドテーマは、“アビス(深海)”、“ナチュラル・アンド・アーティフィシャル”、“アフリカン・パンク”、“サイコビット(サイケとデジタル用語のビットを合わせた造語)”の4つ。
ミラノ・ウニカとはイタリア・ミラノで年に2回開催される、ファッション衣装の装飾・素材や生地の見本市。開催時期から約1年後のトレンドテーマを予想して展示しています。
ステファノ・ファッダ=「ミラノ・ウニカ」トレンド委員長は、「リサーチの結果、中でも重要なのは、ナチュラル・アンド・アーティフィシャルとアビスの2つ」という。
とのこと。「ナチュラル・アンド・アーティフィシャル」とは天然素材と人工素材を合わせたりしたテキスタイル(布・素材)で、少し難しそうなのでわかりやすい”深海”をピックアップ。
”深海”といえば……
こういう感じのおさかなが棲む深さ200m以上の海の世界ですよね。(念のためすこし小さくしました)そのイメージ通り、トレンドテーマの中心となるカラーは「ディープブルー(ネイビー)」。さらに深海の生物は部分的に発光することが多いです。有名なのだとクラゲやアンコウなどなど…このことからさりげない光沢のある素材がファッションではあてはまります。
幻想的なデザインの数々
深海のイメージから出る言葉の数々をキーワードとして、”深海”ネイルをチョイスしてみました。
「光沢」や「深い」をグラデーションカラー+ホログラムで表現
明るい空から海底まで落ちるイメージのグラデーションカラー。指先がだんだんと潜り込む印象で、さりげなく輝くホロも印象的。
ホロの代わりに貝殻=シェルフレークを
ホンモノの貝殻を原料としたシェルフレークをふんだんに使っていて、1本の指の上に深海の世界がギュッと詰まったようなデザイン。
天然石をクラゲに見立てる
クオーツやクリスタルなどの白い天然石が、深海を漂うクラゲのようです。
とにかくクラゲ・クラゲ・クラゲ
こちらは細筆で描きこまれたクラゲ。白い空間の窓から深海の世界を覗き込んでるんでしょうか。
両手のデザインで深海ワールドができる
右手はリュウグウノツカイのような光沢感を出しつつも、左手はヌーディーカラーベースにホロと天然石を扱ったデザイン。一見左手は普通のネイルかと思いますが、両手が揃うことで”深海”感がぐっと出ますね。
変わらない海の風景を指先に閉じ込める
深海ネイルの紹介でした。トレンドテーマはあくまでもヨーロッパ(1年前)での予想なので、日本ではちょっと外れるかもしれません。
ですが幻想的で個人的なデザインばかりなので、ひと味ちがったデザインに挑戦してみても楽しいのではないでしょうか。みなさまのネイルの参考になりますように…♡