うるうるしっとりリップと、がさがさひび割れリップ。
さて、どちらの唇ならキスしたいと思うでしょうか…?
その差は歴然としたものですよね。
意外にも男性は女性の口元をよく見ていると言われます…!
ひび割れリップじゃ、あつい恋も冷めてしまうかもしれません…
でもどうして同じ女性、人間なのにこんな差がついてしまうのか。
それは、あなたの普段の行動に原因があるかもしれませんよ!
唇の厚さってどれくらいか知っていますか?
他のお肌部分よりもふっくら膨らんでいるから、分厚いんだろうと思いこんでいませんか?
実は唇の厚さって、周りのお肌の5分の1程度だと言われているんです…!
このことからわかるように、繊細な部分である唇。
以下のようなちょっとした行動が、実は唇にとって負担になっていることが…
唇をこする
食べ物を食べ終わった後、紙ナプキンでゴシゴシと何も考えずに拭いたりしていませんか?
さっき言った通り、唇はとっても薄くて摩擦には弱いんです。
必要以上に触れると唇の皮が剥ける原因に。
かといって、汚れをとらないことも唇の荒れにつながるので必ず取り除きましょう!
唇の汚れを取るときはなるべくこすらず、そっと拭き取ることを心がけてください。
唇を舌でペロり
暖房やヒーターのきいた空間で、乾燥してきたな~とつい唇を舌で舐めている人へ。
一瞬は保湿しているような気分になりますが、その唾液は唇の水分も奪い取って一緒に蒸発して、乾燥を促進させてしまいます。
乾燥してきたと感じたら、リップバームをつけるクセをつけましょう!
1日に6回以上リップを塗る
ここは塗りすぎても、塗らなさすぎてもNG!
塗らないことが乾燥をまねくのはわかりますが、リップを塗るときにも少なからず摩擦が発生しているのです。
摩擦による乾燥を修復するから良いだろうというわけにもいかず、外のものから唇を保湿させすぎると、唇自身が保湿させる力が弱まってくるのです。
また口紅やグロスなどの色をつけるものだと、だんだんと色がのりすぎて「くちびるオバケ」になっているなんてことも…
1日にリップを塗るのは6回までと決めて、お色直しをするのはそのうちの半分3回まで、それ以外は保湿させる透明のバームを使うと決めておきましょう。
横にがっつり伸ばすようにリップを塗る
よくコスメブランドのCMでは見栄えが良いようにリップを横に伸ばすように塗られています。
実際には、その使い方は摩擦するし十分に保湿できないこともあるので控えたほうが唇には優しいです!
唇をよ~く見ると、縦にシワが入っていると思います。
ここに入り込ませて潤すようにぽんぽんと縦の動きで、優しくリップは塗ってあげてください。
ベースメイクと一緒に落とす
家に帰ってメイクを落とすとき、ポイントメイクを落とさずに全部同じクレンジングでメイクを落としていないでしょうか?
リップの色が落ちきらずに残って荒れてしまうことや、摩擦によって色素沈着の恐れもあるので、それはおすすめできません!
ポイントメイクリムーバーをコットンにふくませて、外から内に向かって下唇→上唇の順でゆっくりしっかりと拭き取りを。
落ちづらいティントタイプのリップ専用のリムーバーも発売されているので、リップメイクにあったメイク落とし方法を選んで。
もちろん、落としたあとは保湿のバームやワセリンを塗ることを忘れずに!
水分補給をしっかりしない
注意したいのは、寒い冬場。
冷たいから水分補給をしなくてもなんだかいけそうな気分になりがちだと思うのですが、健康にも悪いですし唇にもよくないです!
体内の水分が不足すると肌の乾燥も、口元の乾燥まで引き起こします。
1日2リットルを目安にこまめに水分を補給しましょうね。
口呼吸をしている
無意識のうちに鼻ではなくて口で呼吸している人はいませんか。
口呼吸は寝ているときにしたりしていると病気にもつながる上、唇の乾燥にも口臭にもつながります。
冬場は特に空気が乾燥しているのに、その空気を口で呼吸して取り込むことで唇に乾燥した空気が多く触れてしまい、カサカサ唇になってしまうのです。
いつも意識して鼻で呼吸することを心がけて。なかなか難しいと思う人は口呼吸矯正のマスクを使ったり、普通のマスクでも口部分だけを覆うようにつけてみて、鼻で呼吸する方がやりやすい状況を作ってみてください。
唇に何もせずに1日過ごす
悲しいことに、その唇は大ダメージを受けまくっています…!
空気の乾燥だけではなくて、紫外線も唇にダメージをあたえているからです。
特に夏場は日焼けしてヒリヒリ痛い、皮がめくれることも。
年中通してでは紫外線にあたりつづけて、色素沈着の原因にも。
なので、UVカット効果のあるリップクリームをポーチにいつも忍ばせておいてください。
ただし、UVリップクリームは効果が強く紫外線をカットしなくてもいいときに塗ってしまうと逆効果で荒れてしまうときがあるため、夜やほぼ屋内にいるときはUVカットしない優しいリップクリームを使いましょう!
もしも万が一荒れてしまったら、医薬品のリップクリームを塗ってあげて傷を癒やしてあげることです!
誰もがあこがれるような美しい唇でメイクを
がさがさの荒れた唇にいくらキレイな色をのせたって、美しいリップにはなかなかなれません…
普段から唇を大切に、気にした行動をしてあげましょうね。